時間の勝負という現実を認識することが大切
婚活で1番苦戦するのは35を過ぎた美女、という兵庫県の結婚相談所結婚物語。のブログ記事が大変な話題になっている。「普通でいいのに普通の男がいない」と怒っている婚活女子は、どうしてこんなにも頭が悪いのだろうかと憤っているのだ。
年齢が高くなると恋人がいない数が増える
ブログを更新しました!
— 結婚物語。仲人T (@NJalY1Ot1Hp0sDw) August 1, 2020
ごめんなさい!
今日はかなり毒舌です!!
婚活で1番苦戦するのは、
35を過ぎた美女 https://t.co/0kAppPg35f
冒頭から、「貴様らの言っている普通の男は普通ではないし、っていうかそもそも貴様らが普通の女ではない」という厳しい記述で始まっている。
といっても、単なる罵倒ではなく、当該記事は、まず統計から入っている。
既婚男性の割合は、「51%が10代と20代で結婚」と集計。
「いい男から売れていく」中で、2年も3年も婚活している35を過ぎたオンナは「自分自身の年齢を棚に上げ、いつも他人をボロカスに言っている」と指摘。
そりゃそうだよね。
割合はわからないが、男性の過半数が20代で結婚するのなら、女性も同じぐらいか、それ以上の割合なのだろう。
「普通」という言葉を使うなら、過半数超えているその人たちが普通といっていいだろう。
つまり、20代で結婚してしまう方が普通ということだ。
ということは、35歳過ぎて、結婚相談所でウロウロしているオンナというのは、そもそもその限りでも普通ではないわけだ。
普通ではない、人生の道順を回り道してしまったオンナが、まずその限りで「普通の男性」を求めるということ自体、ちょっと厚かましいのではないか。
当該ブログによると、結婚相談所オンナ会員の平均年齢は34歳。
ということは、今回話題にしている35を過ぎたオンナは、超普通じゃない会員ということになる。
あんたねえ、それで「普通の男」を求めるって、図々しくないかい?
しかも、だ。
ここでいう「35を過ぎた美女」の普通というのは、ルックスとか年収とか学歴とか、それらが「普通」な人たちであり、そこでいう「普通」というのは、実は客観的には「普通以上」を指している。
つまり、だ。
「普通より下のオンナ」が、ただでさえ半分以上売れている市場で、普通以上を求めているという構図である。
しかも、当該ブログは、「男女別、交際相手がいる割合グラフ」(明治安田生命福祉研究所の2014年の調査)を根拠に、「「恋人がいる」と答えた男に比べ、「恋人がいる」と答えた女は約2倍。」である事実を挙げ、「複数の女と同時に交際する男が、かなりの数で存在する」ことを考察している。
ということは、そういう男が掛け持ち交際をすることで、全体としてオンナのほうが恋愛経験が豊富になる。
そんなオンナが、自分のことを満足させてくれる「普通」の男といっても、前述の過半数からもれて、もらい遅れている男から見つけることは困難である。
とまあ、こんな話をしている間にも、時間はたって、オンナは歳をとっていく……。
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婚活はバーゲン会場
当該ブログの名言は、「婚活は、バーゲン会場である」というもの。
結婚できる過半数の人は20代で片付いている。
そして、歳を取ることで、異性から見た結婚相手としての価値は少しずつ下がっているのだ。
「男がしっかりしてないから、結婚したいのに出来ない」
なんて寝言を言っている暇はないのである。
普通以下のオンナは、価値を失いつつある現実を考えることである。